前回の椎間関節性が「関節の捻挫」だったのに対し、
筋膜性( きんまくせい)腰痛は、筋肉を包む膜(筋膜) や筋肉そのものに過度な負担がかかって起こる、いわば「 重度の筋肉痛」のような状態です。
筋膜性腰痛の特徴
画像検査(レントゲンやMRI) では骨に異常が見つからないことが多く、
「異常なし」 と言われる腰痛の多くがこれに該当します。
痛みのメカニズム
同じ姿勢を続けたり、急に重いものを持ったりすることで、
痛みの出方
腰全体が重だるい、張っている感覚。
ピンポイントで「ここが痛い」という場所(圧痛点)がある。
前屈み(お辞儀)をすると、 筋肉が引き伸ばされて痛むことが多い。
椎間関節性との見分け方(目安)
| 筋膜性腰痛 | 椎間関節性腰痛 | |
| 主な原因 | 筋肉の酷使、不良姿勢 | 関節への急激な負荷 |
| 楽な動作 | 安静にしているとき | 軽く前かがみ |
| 悪化する動作 | 前屈(お辞儀) | 後屈、捻じる |
| 痛みの範囲 | 比較的広い、または筋線維に沿う | 背骨のすぐ横、ピンポイント |
改善と再発防止のステップ
筋膜性の場合、 血流を改善して筋肉の柔軟性を取り戻すことが重要です。
温熱療法
炎症のピーク(48時間程度)が過ぎたら、 お風呂などで腰を温めてゆっくり、
多裂筋・腰方形筋のケア
腰を支える深層の筋肉(多裂筋など)が固まると、 表面の筋肉に過度な負担がかかります。
日常での腰に負担がいかない姿勢
中腰姿勢や机などに覆いかぶさる前かがみ姿勢を止めて、
まとめ
腰痛対策は何よりも予防が大事です。


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